第28章 The Final Visit 最後の訪問¶
タイミングについて決断をし、あなたは今、最後のハーレム訪問をする準備ができた。その前に、二つの必須事項を確認しよう。
１．成功を確信しているか？
２．破滅と絶望を感じているか、それとも自分は何か素晴らしいことを成し遂げようとしているという興奮を感じているか？
もし、あなたが何か疑いを持っているなら、まずは、この本を読み直してほしい。覚えておいてほしい、あなたは、一度も、ポルノの罠に落ちるという決断をしたことはない、だが、この罠はあなたを、一生、奴隷にするように設計されている。この罠から逃れるために、あなたは、自分はこれからポルノをやめる、最後の訪問をする、という前向きな決断をする必要がある。
覚えておいてほしい、あなたがこの本をここまで読んできた唯一の理由は、あなたがなんとしても逃れたい、と心から思ったからだ。だから、今、そのポジティブな決断をしよう、誓願をしよう、あなたがブラウザのプライベートタブを閉じた時に、それが難しくても簡単でも、自分は二度とハーレムを訪れないと。あなたは自分が、既に、この誓いを過去に何度かしていて未だ失敗し続けていること、もしくは、自分は酷いトラウマを受けることになる、と心配しているかもしれない。恐れるな、起こりうる最悪の事態はあなたが失敗することだけ、あなたが失うものは何もない、そして得るものは多い。
だが、失敗のことを考えることもやめてほしい、美しい真実とは、ポルノをやめることはバカみたいに簡単なだけでなく、あなたは、実際に、その過程を楽しむこともできるということ。今回は、あなたはEasyPeasyを使おうとしている！あなたは、これから与えられる単純な指示に従うだけでよい。
１．誓願をせよ、今、本気で。
２．自分のお気に入りの動画サイトの画像と動画を意識をしてブラウジングせよ、サイトの管理者や、出演者、素人さえもが自分たちの商品のショックと新奇さと超常的な性質を増幅させようとしている必死の試みに注目し、一体どこに楽しみがあるのか自問せよ。
３．最後にブラウザを閉じる時、「私はもうオンラインハーレムを訪れてはいけないんだ」、「もう訪れることはできないんだ」、という感情で閉じてはいけない、そうではなく、自由の感情で、「すごくないか？私は自由だ！私はもうポルノの奴隷じゃない！私は、もう二度とあの汚いサイトを訪れる必要はないんだ」
４．数日間は注意せよ、あなたの胃の中には小さなポルノ破壊工作員が潜んでいるだろう。あなたは、自分が自慰セッションを欲しがっている、という感覚に気付くだけかもしれない。この小さなポルノの怪物は、ドーパミンを求める微かな身体的欲求だと考えられている。厳密には言えば、これは不正確だ、そして、なぜそうなのかを理解することが重要だ。この小さな怪物が死ぬまでに最大三週間かかる訳で、元ポルノ使用者は、最後のオンラインハーレム訪問の後も、小さな怪物は切望を続けるから、この期間中は、誘惑に意志の力で抵抗しなければならない、と信じている。これは違う、あなたの身体はポルノが引き金となるドーパミンを切望していない、あなたの脳だけが切望している。
今後数日の間に、あなたが覗き見をしたいという感覚を持った場合、あなたの脳には二つの選択肢がある。それらはどちらもその感覚の実態を翻訳している、オンラインポルノサイトを初めて訪れた時に始まり、その後の訪問によりさらに続いてきた、空虚で落ち着かない感覚、そして自分に言う、「YIPEE! I'M A NON-USER!イピー！アイム・ア・ノンユーザー！やったあ！私は非ポルノ使用者だ！」
もしくは、あなたはポルノを切望し始め、自分の残りの人生を苦しむこともできる。とにかく、ちょっと考えてほしい、それって信じられないほど間抜けなことじゃないか？「私は二度とポルノは見たくない」と言って、それから自分の残りの人生を「私はポルノが見たくてたまらない」と言いながら過ごす。これが意志の力を使う手段を用いる人たちのしていること、彼らが酷い惨めさを感じるのも当然である。自分が必死に絶対に要らないと願うもののことを、必死にモーピング（不貞腐れ嘆く）して自分の残りの人生を過ごす。あんなに少しの人しか成功していないのも、その少ない成功者が完全な自由を感じることができないのも、当然である。
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このメンタルピクチャ（心象）をはっきりと思い浮かべてほしい、これは、あなたを乱す外部の刺激を乗り越えるのにとても役に立つ。自分自身が静かに座っている姿を見てほしい、電話は鳴ったままに、その信号を無視する、その命令に動かされない。あなたは電話に気づいているが、もはや、それを気にしたり従うことはない。外部の信号、それ自体にはあなたを支配する力はない、あなたを動かす力はない、とはっきりと理解する。これまではあなたはそれに、純粋に習慣から、服従していた、反応していた。あなたが望むなら、あなたは、反応しない、という新たな習慣を持つことができる。
また、気づいてほしい、あなたが反応をしないということは、何かをすることでも、努力をすることでも、抵抗することでも、戦うことでもなく、何もしないことにある、何かをすることからの解放・安らぎ。あなたは、ただ、寛いで、その信号を無視する、その召喚を無視されるままにしておく。この電話の呼び出しは、あらゆるすべての他の、あなたが習慣的に、支配を渡してしまっているかもしれない外部の刺激に対する象徴的な比喩である、では今度は、その習慣を意図的に変化させることを選んでみよう」
ーMaxwell Maltzマクスウェル・マルツ 「The New Psycho Cybernetics ザ・ニュー・サイコサイバネティックス」第12章より引用
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やめることを難しくしているのは、疑うことと、待つこと、だけである、だから、あなたは、絶対に、自分の決断を疑ってはならない、なぜなら、あなたはそれが正解だと知っている。もし、あなたがそれを疑い始めると、自分自身を勝ち目のない立場に置くことになる。惨めである、ポルノサイトを切望しているのに見ることはできない。どんなシステムを用いているかに関わらず、あなたがポルノをやめる時に達成しようとしているものは何か？二度と見ないことか？違う！多くの元ポルノ使用者がそれをして、残りの人生を困窮を感じながら過ごす。
ポルノ使用者と非ポルノ使用者の違いとは何か？非ポルノ使用者はポルノを見る必要も欲求も持たない、彼らは切望がないので意志の力を使ってポルノ見ないよう抗う必要がない。これが、あなたが達成しようとしているもの、それは完全にあなたの手の届くところにある。あなたは、ポルノへの切望が止むこと、もしくは、非ポルノ使用者となること、を待つ必要はない、それはあなたが、最後のブラウザのウィンドウを閉じた時に完了している、ドーパミンの供給を断っている：＜あなたは、すでに、幸せな非ポルノ使用者だ！＞
以下のことをするならば、あなたは、幸せな非ポルノ使用者であり続ける：
１．自分の決断を疑わない
２．非ポルノ使用者になることを待たない。もし、それをすると、あなたは、ただ何も起こらないことを待つことになる、それは恐怖症を作り出す。
３．ポルノのことを考えないようにしようとしないこと、「天啓の瞬間」が来るのを待たないこと、それは恐怖症を作り出す。
４．代用の使用をしない
５．他のポルノ使用者を、その本当の姿で見ること、彼らを羨むよりも、憐れむ
それが良い日々でも悪い日々でも、自分はポルノをやめた、という理由だけで自分の生活を変えないでほしい。もし、それをしてしまうと、あなたは、必要のない犠牲を本当に払うことになる。覚えておいてほしい、あなたは生活をあきらめていない。あなたは何もあきらめていない。実際には逆で、あなたは自分を、おぞましい病気から救った、じわじわとあなたを蝕む牢獄から抜け出した。日を追うごとに、あなたの健康は、肉体的にも精神的にも、改善する、あなたがポルノ使用者だった時よりも、好調な時には、より好調になり、不調の時には、不調が軽くなる。今後数日、もしくは、あなたの残りの人生で、ポルノのことを思った時は、次のように考えてほしい、
「YIPEE! I'M A NON-USER! イピー！アイム・ア・ノンユーザー！わーい！私は非ポルノ使用者だ！」
A Final Warning 最後の警告¶
もし、ポルノ使用者が、現在の知識を持ったまま、ポルノの中毒になる前に時間を戻れたなら、誰もポルノを始めない。数万の人々が、この習慣を断ち切ることに、何年間も成功し、完全に幸せな生活に至り、そして再び罠に落ちる。私は、この本があなたに、ポルノをやめることは比較的簡単だと思わせられると信じている。だが、警戒してほしい、簡単にやめられると思うポルノ使用者は、再開するのも同様に簡単だと思う、この罠に落ちないでほしい。
どんなに長期間ポルノをやめていたとしても、どれだけ二度と中毒にはならない自信があっても、いかなる理由においてもポルノは見ない、ということを人生の掟としてほしい。メディアの性的な暗喩や暗示に抵抗してほしい、彼らは自分たちの「寛容さ」のイメージを、ポルノを主要メディアに持ち出すことで、我々に押し付けようとしている、そして、ポルノとインターネットポルノと強迫観念による自慰は、多くの男性と一部の女性にとって、人間・恋愛関係と、個人の健康意識の破壊者であることを(メディアは）自覚していないことを覚えておいてほしい。
覚えておいてほしい、最初の覗き見や訪問はあなたには何の影響もないことを。あなたは解消すべき禁断症状発作持っていない、このことがあなたを最悪の気分にさせる。それはあなたの思考と脳に、ドーパミンラッシュ（ドーパミンの激しい流れ）の快楽を与える、そして、あなたの思考の奥の小さな声がささやく、もう一回したいと。そうなると、あなたは、しばらくの間、惨めでいることを選択しなければなくなる、でなければ、再び汚い連鎖を始めることになる。