Cấu trúc nhấn mạnh / cảm thán

〜だに

〜さえ / 〜すら / 〜するだけでも 基本的には否定形と一緒に「〜だに〜ない」の形で使われることが多い。

V(辞書形) + だに N + だに ※「夢」は例外で「夢にだに」となる。

古い表現。

大きな事件が起きても、その大男とは微動だにしなかった。

宝くじで、1億円が当たるなんて夢にだに思わなかったよ。

〜たためしがない

〜という前例がない / 〜ということは一度も見たり・聞いたりしたことがない 話し手の不満や驚きを表す。

V(タ形)+ ためしがない

自分のことについて言えない 彼は一度も、約束の時間通りに来たためしがない。

息子は母の日に、何かしてくれたためしがない。

毎年、旦那が「今年は当たるかも」といって宝くじを買ってくるが、当たったためしがない。

〜ものを

〜すれば、そうならかなったのに V(普通形)+ ものを イA(普通形)+ ものを ナA(普通形)+ ものを (ナAな + ものを)

①話し手の不満や後悔などの気持ちが含まれる。②「ものを」の後ろが省略される場合もある。

先輩が貴重な時間を使って丁寧に教えてくれているものを、「わかりにくい」だの「教えるのが下手」だの、どうして彼は文句ばかり言っているのだろう。

結局、二人は別れることになったそうだ。 あのとき、彼が素直に謝っていればよかったものを。

お金が無いなら、言ってくれたらよかったものを。

黙っていればバレなかったものを、どうして言っちゃうかなあ。

〜ときたら

〜について言うと 話し手の不満や非難の気持ちを言う時によく使われる。

N + ときたら

私の旦那ときたら、休みの日なのに家でゴロゴロしているのよ。 子供たちも退屈そうだし、どこかに連れていって欲しいわ。

うちの子ときたら、毎日ゲームばかりで全然勉強しないのよ。 本当に困るわ。

私の彼氏ときたら、記念日を忘れて友達と遊びに行ったんだよ。 本当に信じられない。

最近の若者ときたら、きちんと挨拶ができない人も多い。

最近のネットの情報ときたら、嘘か本当かわからない情報ばかりだ。

〜のやら

〜のか / 〜のだろうか V(普通形) + のやら イA(普通形)+ のやら ナAな + のやら Nな + のやら

話し手の疑問や呆れた気持ちがある。古い表現で若い人が使うことはほとんどない。

全く、もうすぐ受験だというのに、うちの息子は何を考えているのやら。 落ちても知らないよ。

どうして、ほとんど白紙なのに作文を提出しようと思ったのやら。 もちろん書き直しよ。

いい歳して、働いていないなんて何をしているのやら。

ひろし、朝から出かけたきり、帰って来ないね。 まったく、どこへ行ったのやら。