〜ほど〜はない、〜ほど、〜くらい(軽視)
〜ほど
動作や状態の程度を例を使って表す。
V(普通形 / ナイ形) + ほど イA(普通形) + ほど N + ほど
・カジュアルな言い方は「~くらい」 ・後ろに名詞が来る場合「〜ほどのN」となる。
送別会で持ち帰れないほどのプレゼントを頂きました。
セールのせいで、歩けないほど人が多い。
〜ほど・・・はない
〜が一番いい。
話し手が主観的に「最高だ」、「一番いい」と強調して言いたい時に使う。そのため、客観的な事実については使えない。 誤用例 × エベレストほど高い山はない。→ エベレストが世界で一番高い山だ。
V(辞書形)こと + ほど・・・はない N + ほど・・・はない
・後件「他に」とセットで使うことも多い(〜他にない、〜は他にいない)。・「ほど」は「くらい/ぐらい」で置き換え可能。
ゲームをすることほど楽しいことは他にないね。
JLPTに合格できなかったことほど悔しかったことはない。
〜くらい
~のような簡単なこと / そんな小さいこと 「~くらい」で「~」は大した問題では無い、小さいことだ、と軽く考えている時に使う言葉。
V(普)+くらい / ぐらい イA(普) + くらい / ぐらい ナAな + くらい / ぐらい N + くらい /ぐらい
今忙しいんだから、それくらい自分でやってよ。
もう大人なんだし、これから一人暮らしするんだから、料理ぐらい作れないと大変だよ。
外国に住むなら、英語ぐらい話せないと苦労するよ。