〜に限る、〜に決まっている、〜に違いない
〜に限る
~が一番いい 話し手が主観的に一番いいと思っているもの・ことを主張するときに使う。
V(辞書形 / ナイ形)+ に限る N + に限る
「やっぱり」と一緒に使うことが多い。 誤用例 「〜にかぎる」は話し手が主観的に一番良いと思うことを言う時に使われる。 そのため、客観的な判断を言う時には使わない。
× この病気を治したければ、病院に行くに限る。
夏の仕事終わりはやっぱり冷えたビールに限るよね。
〜に決まっている
きっと〜だ / 絶対に〜だ 話し手が強い確信を持っているときに使う推量表現。
V(普通形)+ に決まっている イA(普通形) + に決まっている ナA (普通形)+ に決まっている ※ナAだ + に決まっている N (普通形)+ に決まっている ※Nだ + に決まっている
カジュアルな言い方は「〜に決まってる」。
毎日、ファストフードばかり食べたら病気になるに決まっている。
そんな無理ばかりしてたら、体を壊すに決まっている。
〜に違いない
きっと〜と思う。 〜に決まっている。
V(普通形) + に違いない イA(普通形) + に違いない ナA(である) + に違いない N(である) + に違いない
ジェシカさんは日本に10年も住んでいたから、日本語が上手に話せるに違いない。
トムさんは車を7台も持っているから、お金持ちに違いない。
あのレストランはいつも人が多いから、人気があるに違いない。
もうすぐ大学を卒業して、4月からは日本の会社で働き始める。 きっと楽しいことがいっぱいあるに違いない。
二人はいつもラブラブだったから、今頃は結婚しているに違いない。
あのマンションには大学生がたくさん住んでいるから、きっとうるさいに違いない。
〜とは限らない
必ず~になるとは言えない。 例外もある。部分否定の表現。
V(普通形) + とは限らない イA(普通形) + とは限らない ナA(普通形) + とは限らない N(普通形) + とは限らない
「いつも / 必ずしも / 全部 / 誰でも」と一緒に使うことが多い。
海外に住んだからと言って、英語がペラペラになるとは限らない。
日本語が話せるからといって、日本語が教えられるとは限らない。