〜まい

~しようと思わない 強い否定の意志を表す。 そのため、主語は1人称となる。

V(普) + まい

田中さんを飲み会に誘っても、いつも断られる。 もう二度と彼を誘うまい。

タバコの吸いすぎで重い病気になるなんて・・・、もう絶対吸うまい。

信用していた親友が僕の秘密をもらした。 絶対に許すまい。

どんなに悲しいことがあっても、人前では泣くまいと決めている。

料金は高いし、サービスは最悪だし、もう二度とあんな店に行くまい。

〜まい

~ないだろう 話者の推量を表す。 古い言い方で書き言葉的。推量なので、第3人称も主語として使用可。

V(普) + まい イAく + あるまい ナAでは + あるまい Nでは + あるまい

熱が徐々に下がり始めたので、心配しすぎる必要はあるまい。

私はさっき幽霊を見たが、誰も信じまい。

末期癌の父に対してできる限りのことをしたが、深刻な状況でこれ以上の回復は見込めまいとのことだ。

〜ものか / 〜ものですか

二度と〜ない / 決して〜ない 強い否定を表す V(辞書形)+ ものか イAい + ものか ナAな + ものか Nな + ものか

「ものか」よりもくだけた言い方は「もんか」 店員の態度は悪いし、料理は美味しくないし、こんな店二度と来るものか。

俺の今の気持ちなんてわかるもんか。

夏休みの遊園地は人が多いし、アトラクションには1時間待たなければならないこともあるし、絶対に行くものか。

こんなところで、あきらめるものか。 絶対にやり遂げてやる。