〜きり、〜っきり

文型1:〜きり

〜してから、そのままずっと ある行為が行われてから、その後繰り返されていないことを表す。

V(た形) + きり

息子は今日、出かけたきり、夜になっても帰ってこないのでとても心配です。

彼女とは別れたきり、一度も会っていない。

田中さんは5年前にマレーシアへ行ったきり、そのままマレーシアに定住してしまった。

文型2:〜きり

〜だけ N + きり

数量詞について「〜だけ」と言いたい時に使う。 「これ」「それ」「あれ」にも使うことができる。

今度、二人きりで食事しない? 明日、国へ帰るので日本での生活もあと一日きりだ。

一度きりの人生をどう生きるかは個人の自由だ。

海外へは一度きりしか行ったことがない。

〜だけまし

良いとは言えないが、他の状況よりかまだいい V(普通形)+ だけまし イA(普通形)+ だけまし ナA(普通形)+ だけまし Nである + だけまし

車とぶつかって私の自転車が壊れてしまったが、怪我がなかっただけましだ。

このアパートは小さくてあまり綺麗じゃないけど、会社から近いだけましだ。

ガンの手術で貯金のほとんどが無くなってしまったが、命があるだけましだ。

嫁の料理はあまり美味しくないが、料理してくれるだけましだ。 キムさんの奥さんは料理をしてくれないらしい。