〜ものだから

~ので 理由を言うときの言い方で、「本当は〜したくなかったが、〜なので」と謝罪の意味を込めて言う時に使われる。

V(普) + ものだから イA(普) + ものだから ナAな + ものだから Nな + ものだから

「もので」のくだけた形は「もんで」。

申し訳ありません。 ちょっと明日は国から両親が来ることになっているものですから。

すみません。 ビールは苦手なものですから。

目覚まし時計が壊れたものですから、遅刻してしまいました。

すみません、風邪を引いてしまったものですから、調子がよくないんです。

〜のだから / 〜んだから

〜なので 理由は話し手も聞き手も知っていること。 その上で、話し手の判断を言う時や相手へ確認する時に使う。

普通形 + のだから / んだから

[家で] A:また、部屋を汚していつになったら、掃除するの。B:後でするよ。A:もう子供じゃないんだから、自分の部屋は自分で掃除しなさいよ。B:はい。

[新幹線のドアの前で] A:Bさん、どこ行くの?あと5分で発車だよ。B:あ、ちょっとおにぎり買ってくる。A:えー、もうすぐ発車するんだから、我慢してよ。

[友達同士の会話] A:今日、授業サボらない? B:えーダメだよ、もうすぐテストなんだから、しっかり授業を受けないと。

〜ばかりに

~ので / ~が原因で 話し手の後悔や残念な気持ちを表すことが多く、後ろの文には悪い結果が来る。

「~たいばかりに」や「~が欲しいばかりに」は「どうしても~したいので」という意味になる。

V(普通形)+ ばかりに イA(普通形)+ ばかりに ナAな/である/だった + ばかりに Nである/だった + ばかりに

Facebookの「いいね」が欲しいばかりに、嘘の投稿までした彼女はみんなから嫌われてしまった。

どうしても新しいi-phoneが欲しいばかりに、親の財布から少しずつお金を盗んだ。

手を洗わず、ハンバーガーを食べたばかりに、お腹を壊してしまった。

〜もの / 〜もん / 〜だもん

〜から くだけた話し言葉。 子供がよく使う。

V(普) + もん ナAな + んだもん Nな + んだもん

親:一口ちょうだい。子:やだ、これ、私の大好物だもん。

親:野菜もちゃんと食べなさい。子:えー、だって嫌いなんだもん。

親:ちょっと、お菓子の食べすぎよ。子:だって、美味しいんだもん。

A:どうして、来なかったの? B:だって、知らなかったんだもん