〜にかけては、〜において
〜にかけては
〜についていうと、他よりも上手だ(すごい、自信がある etc)。ある分野における技術や知識が他の者よりも優れていることを表す。後ろには評価を表す表現が使われる。
V(辞書形)こと+ にかけては N + にかけては
鈴木さんって勉強は全然できないけど、絵を書くことにかけては本当にすごいよね。
漢字の知識にかけては誰にも負けない自信がある。
田中さんは泳ぐのが遅いけど、フォームにかけては誰よりも美しい。
〜において / 〜における
場所・場面・状況・分野・方面に関して使われる。「〜で」とだいたい同じ意味。 改まった書き言葉で使われるので、日常的なことでは使わない。
N + において N + における + N
誤用例 ❌ 私は毎日食堂において昼ごはんを食べます。❌ 私は放課後、図書館において勉強します。 上の例文では、日常的な文であるため、「〜において」を使うことができず、「〜で」を使わなければならない。
海外において日本食を扱うレストランが増えてきている。
卒業式は体育館において行われる予定です。